HURYOTYUNEN06
不良中年シリーズ第6弾 かみさんに首からぶら下げられるバック?

今回のテーマは
「あんたは最近よく財布をその辺に置き忘れるから首からつるしときなさい!by奥」

ってなテーマのバックです。。笑。
久しぶりの不良中年のオーナー様からオーダー頂きました!いつもいつもワクワクで作らせて頂いています。今回のテーマも読んで大笑い!。。美人の奥様に尻に敷かれてる加減が面白い。。って笑っちゃいけませんね。。
今回もセンス良く面白いバックを作らせて頂きますよ。まずは革探しからです。リクエストは象の革です。

革探し

早速に革屋さんに行ったら黒のカッコ良い象の革があるじゃないですか!!そして連石してる綺麗なエイの革を発見!このコンビ!革を見つけた時にこれは良い!っと一人でワクワク。その場でアーティストに連絡して問題ないか確認。革屋さんでは引き寄せているのかいつも良い出会いがあります。

不良中年シリーズのオーナー様

いつも私達を楽しませてくれるオーナーさんは、用途とサイズと大まかな形と拘りを伝えてくれるのです、それを私達が形にしていくのですが、ご要望を伝えてくれたら後は全てお任せ頂けるので私達も楽しく出来るのです。もう何個作らせて頂いたか、ホントいつもオーナーさんのユーモアにこちらも楽しみながら作らせて頂いています。これからリクエスト頂いた内容を元にアーティストと打ち合わせ。

Screenshot

アーティストバロック

バロックは馬車道今井の中では異色のアーティスト。革専門の職人ではないのですが、元々彫刻家のアーティストです。とても多彩な才能の持ち主で、感性が豊かでセンスがとても良いのです、私がイメージすることを見事に表現してくれます.

バロックとの物創りはいつもワクワクなので、ちょっと個性的な物を好まれる方のオーダーをバロックと一緒に作っています。

デザイン画

バロックと象の革とエイの革をどう組み合わせるか、用途やサイズ感など色々話しながらお互いの案を出しながらデザインを決めていきます。バロックとは感性が合うのかいつもお互いのひらめきで形が決まっていきます。まずはざっくり案。

オーナーに象の革もエイの革のコンビも気に入って頂いて、ざっくりデザイン画も見て頂き方向性はオッケー頂いたので、もう少しに詰めたのがこちら。こちらもオッケー頂いたのでこれで進めていきます。デザイン画みてもワクワク面白いのが出来そうです。

作製スタート

バロックの手が空くのを待っていました。いよいよ作製です。「今晩から作製する」っと言ってからあっという間。集中する時は一気に進めていくのです。昼夜を問わず。。有難い。

このエイの硬い革をどうやって形にするのかと思っていましたが、試行錯誤してこの様にうまく象の革の中に。カッコイイ!
今回も全てお任せ頂いているのですが、時々写真を送って中間報告しながらの作製です。でもいつも「OK任せる」と言ってくれるのでホント私達も楽しくこうしたらいいんじゃない?でもやりすぎ?いや不良中年だからここまでやっていいんじゃない?なんて言いながらワクワクの作製です。笑。。

出来上がりが楽しみです!



そして堂々の完成!

いや~今回もバロックお見事!私の出した難しいお題を見事に形にしてくれましたよ。面白い!そしてカッコ良い!オーラも凄い!

そしてドキドキのお届け

気に入って頂けるか出来上がりに自信はあっても、いつも納品の時はドキドキ。
思ったより朝早く届いた様で早々に写真を送って頂きました!
「届きましたよー、今回もばっちり!」っと丁度これから出張のようで、
出張のお供になったようで良かったです。
オーナー様。今回も、いつものように私達に全て任せて頂けたので、
私達も楽しく今回の作品も作る事が出来思い出の一点になりました。
いつもいつもありがとうございます。又引き続き宜しくお願いしますね!又何か面白いものが出来そうな革も見つけておきますね。そしてよこありがとうございます!

静岡の不良中年Kさん、いつもありがとう!

BAG
横浜でオーダーメイドする、ちょい悪オヤジのヘビ革のバッグ/鞄

遠方からでもヘビ革/パイソンのバックをオーダーメイド出来るの?

もちろんできます。馬車道は仕事で地方から来られる方も多く寄って行ってくれます。今回もその様なご縁でヘビ革/パイソンのバッグのオーダーメイドが始まりました。
小さなレザー専門ショップだから、鞄のオーダーメイドの融通はかなり利かせて頂いています。
ヘビ革の鞄をただオーダーメイドするだけでなく、センスや感性、ヘビ革の選択も独自のもの。
他のショップではきっと提案できないセンスとオーナー様の世界観をヘビ革を使ってオーダーメイドの鞄に表現します。
それが馬車道今井のヘビ革の鞄のオーダーメイドです。
ご来店出来ない遠方の方でも可能です、メールや、電話、SNSを使って、やり取りしながら、楽しく作らせて頂いていますよ。
ちょい悪?でなくても、こんなヘビ革の鞄をオーダーメイドしたい、
という方はお気軽にご相談ください。

「テーマは不良中年の夏休み」

こちらのオーナー様には前回、秋冬用でアザラシの鞄を作らせて頂いていましたので、今回は夏用の鞄です。

選んだのは谷くろ染のこのパイソンレザー

蛇革に一度ピンク色を染め、手作業で表面を拭き取る作業で作られたパイソンレザー。
鱗の中のピンクが角度によって見え隠れします。とてもきれいな発色で
珍しいパイソンを見つけました。
一目でオーナー様にはこのパイソン!
っと私の中では決まりました。
派手さが欲しい、でも安っぽくものは持てない。
このパイソンレザーは、高級感と派手さ、やんちゃさがうまく出るような
オーナー様のご希望にぴったりです。
この表情は女性が好みそうな色気、だからこそオシャレなちょい悪が持つと思いっきりはまるパイソンレザーの表情です。

facebookでパイソンレザーを確認

オーナー様にこれどうです?
これ以外考えられないんですが。。。
いいね、いいね。。
ですよね。これですよね。。
ってな会話して、とりあえずパイソンレザーはオッケーでした。。笑

オーナー様は遠方の方なので、まずは手っ取り早くフェイスブックに
このパイソンレザーの写真を載せて、パイソンの色を確認して頂きました。
(Facebookはこのように遠く離れてる方に、簡単に確認して頂ける
ツールとして利用しています。)
写真で見て頂くのが一番分かりやすいのでね。
まずパイソンのオッケーを頂きました。

デザインの決定

そしてこの選んだパイソンを職人に送り職人と共にデザインを決めていきます。
オーナー様の今回のご要望を私の方で、電話やメールでお聞きして、
大体の形を決めていきます。

オーナー様のご要望

①前回が冬用だったので、今回のアザラシバックとは真逆のイメージ
②派手さの中に、上品さ
③大人のちょい悪だけど、品もあり高級感も欲しい
③イメージとして軽さと、夏らしさ
③明るい中にシャープさもある
⑤容量は前回と同じ
⑥ポケットのしようも前回と同じ
⑦内側はペイズリー柄のような派手な生地(紫、イエロー、ピンク)
⑧白が良いけど汚れが気になる
このイメージを元にラフ画のデザイン画5型をデザイン
その中から決定したのがこの形

それから、メールや電話、FAXで細かな打ち合わせし、とにかく空想の世界を形にしていきます。

細かな仕様の決定

何度も何度も、オーナー様と職人の感性のすりあわせ。
そしてオーナー様の希望が作成上無理がある場合どう変更していくか。
どう作ったら使い勝手がよく納得頂けるか細かな事まで共有していきます。
オーナー様の希望を出来るだけ叶える為に、職人とのやり取りも入念に何度もします。それが私の責任。

①革:パイソンがあまり経年変化しない革なので、本体になる革も経年変化があまりないクロムなめしの革。
②本体の色:オーナー様は汚れが気になるから白は避けたい、
っとおっしゃってたのですが、このパイソンに合うのは白系かグレー。
迷われましたが、白は普通の人は持たない色で贅沢な色。かっこよさを取っては白系に決定。
③コバの色:革と革を合わせた側面を削って磨くコバしたてのコバの色は赤系に決定。
④鞄底の仕様:鞄が床に付かないように底鋲を付ける。
⑤内側生地:内側はペイズリー柄の、ピンク、紫、黄色、紺、の派手めな色を希望。本体の色とのバランスを見て職人に任せる。
⑥ポケットの仕様:ペンさし4本、ファスナーポケット、オープンポケット2か所
外ポケット、パスモ入れ用。ポケットはオーナー様から頂いた図面を元に作成。

そして、出来上がりました!

堂々の出来上がり、素晴らしい!
想像道りです、美しい、かっこいい!
オーナー様の持つ姿が目に浮かびます。

バックスタイル

キャリーケースに差し込めるように後ろ身頃にはベルトを付けました。

内側の生地は職人にお任せでしたが、こんなオシャレな生地でした。
4本のペン刺しをご希望でした、ちゃんと付いていますよ。

そして、オーナー様のもとへ出荷

出荷前にFace bookにアップして見て頂きましたが、直接実物を見て頂くまではドキドキです。
作品を送る時は婿に出す気持ちになりますね。。笑

お電話を頂き、気に入って頂きました!

とてもドキドキ緊張しますが、ホッとする瞬間です。
アザラシバックとは真逆で、シャープで、
本体を真っ白にしなかったこの革も良いと。。
リクエスト道りだと言う事で、とても喜んで頂けました
又次も考えるっておっしゃって頂けたので、本当にホッとしました。嬉しかった!
良かった。そして職人にもすぐ報告。

そしてなぜオーダーを自信を持って受けるか

私にはデザインする才能はないけれど、物を見抜く目利きには何より自信を持っています、きっとそれが当店の強み。物は作れなくても、デザインの発想がなくても、売れる商品、クオリティーの高い物、職人の腕、ここを見抜く力は誰にも負けない自信があります。
そして、お客様の感覚を掴む感性。
私にない才能は、デザイン力と縫製力です。
だから、デザイン力豊かで、抜群の縫製力を持ったアーティストと組むのです。
もちろん彼らに絶対的な信頼がなければ、オーダー商品は実現しません。
だから自信を持って、オーダーをお受けし気に入って頂ける
作品が提供できます。

納品


そして、久しぶりにご来店

久しぶりに鞄が仕えてるオーナー様と
里帰り?
そんな気持ちですね。。

ORDER
レザーショップ横浜が提案する、ちょい悪オヤジのオーダーメイドのレザーバッグ

ちょい悪オヤジが
オーダーメイドで作る自己流レザーバッグ

ちょい悪オーダー鞄

あれこれオーダーしたい、自分の使い勝手のいいレザーバッグにして欲しいけどわがまま言えるオーダーメイドのお店ってあるのか?ってお探しの方はぜひ馬車道今井に。

当店のレザーオーダーメイドは可能な限りオーナー様のわがまま?いえ、「あーしてほしい、こんな革で、こんな風に、でもここはこういう感じ。」

みたいな事をオーダーメイドで理想の鞄ににします。どこまで出来るかとことん職人と一緒に考えます。

そしてただ作るのではなく、オーナー様の好みやファッションに関する感性を感じ取って、オーナー様の出来る限り理想に近い世界観でかっこ良い革鞄をお作りするのが馬車道今井のオーダーメイドのバック/鞄です。

他のレザーショップでは味わえないオーダーメイドの満足感を提供します。

テーマは「不良中年の休日」レザーオーダーバッグです。。笑

オーダーメイド鞄メンズ
このバックを見てオーダーして下さった女性のバックはこちらから

オーナー様との出会い

お仕事で横浜に来られ、近くのホテルにお泊りになっていて、たまたまお店に立ち寄って頂いたのがきっかけです。
お使いになっていた、パイソンの鞄をそろそろ変えたいから何か作ってほしいとの事から。

じっくりとヒアリング

そして、好みや、休日のスタイル、趣味、好きなブランドもお聞きします。
そして鞄を持つスタイル。肩にしょうのか、肩掛けにするのか。
こういうやり取りをさせて頂き、オーナー様のファッションの好みを把握します。

デザインの決定

そしてその感覚をアーティストに伝え、デザイン、組み合わせる革、付属品をアーティストと考えていきます。
ある程度、私とアーティストの間で、形や、使用する革の提案が決まったところで、デザイン画の提案をさせて頂きました。

デザインのポイント

まず形をヘルメットバック型にする事で若さが出ます。
アザラシやパイソンと言ったエキゾティックレザーきかせることによって高級感が出ます。スタッツをきかせる事によって派手さを演出します。
ざっくりとしたデザイン画ですが、3型デザイン画を提案させて頂き、気に入って頂いたのが、こちらのデザイン。この絵型から決めていきます。

革の選択

このデザイン画を元に細かな仕様やデザイン、革の種類や色を決めていきます。
革は大きく分けるとタンニンなめとクロムなめし。
このなめし方によっても革は大きな違いがあります。
自然のオイルで時間をかけて鞣すタンニン鞣し革を基本的にはお勧めします。タンニンなめしの革は使い込めば使い込むほど色が大きく変化していきます。
女性は色の変化を嫌がる方が多いですが、男性は変化を好まれる方が多くその経年変化が革独特であり、とても楽しめるものでもあります。
この説明もきっちりとしてご納得頂きます。
そしてまだまだ細かな打ち合わせです。

FAxやメールで細かな仕様の打ち合わせ

ポケットの仕様やサイズ、ファスナーの色、内装や色。外ポケットの中にペンさしが必要と言う事で、何本にするかなど細かな事を決めていきます。
写真はその時のやり取りの資料ですが、何度も何度も電話したりメールしたりしながら決めていきました。

打ち合わせ資料

どこまで派手にするか?

これが、最大の課題でした、アーティストが選んだのが「丸型のスタッズ」
なぜかと言うと、派手になりすぎないようにと言う事です。
今回のテーマは「不良中年の休日」ですから。
何度も何度もオーナー様とfaxや、メール、LINEで連絡をとり、時にはfacebookに写真を載せ、確認していただいたり、その感想やオーナー様の感覚を今度は何度も何度もアーティストとやり取りをしてデザインを固めていきました。
これがとても大変でワクワクする作業でした。

大人のやんちゃを表現する

まず形がヘルメットバック。この形が若さを表現します。
アザラシと言うエキゾティックレザーを使う事で、高級感が出ます。メタリックのパイソンを使う事によって華やかさが出ます。スタッズを使う事によって、チョイ悪さが出ます。これらの組み合わせに寄って不良中年の休日の完成です。

出来上がった デザイン画がこちらです。背面の大きなベルトのようなものは、キャリーバックに固定する為のベルトのようなものです。
そして若干アザラシの革が残るので、その革を利用して、札入れを作ることにしました。

鞄オーダーデザイン画

内側の色は、オーナー様の気に入ってるブルゾンの色から選びました。内側は開けないと見れないので、思いっきり派手でもいいですね。

オーダーメイドバックメンズ
メンズ鞄オーダーメイド

アザラシレザー

アザラシの革は当然、固体によっても表情がそれぞれ違います。この革はオーナー様のイメージにあわせ、ちょっと白の色が奇抜な感じのものを選んできました。

少し見えるかな、手前にペンさしを作っています。
オーダーメイド鞄メンズ

持ち手もリクエストで、牛革とパイソンで3セット作りました。どうしても持ち手は手の汗で傷んでしまうので、最初から3セット用意しました。
持ち手はご自身で変えられるような仕様にしています。

レザーオーダーメイドバッグ完成!

出来上がり。アーティストが直々にお店に持ってきてくれたのですが、開けて見るまで、ワクワクでした。。見て感動!
アーティストbashareに「良いねェ~!!!」
私の中では、思った以上の出来上がり!
少し鳥肌ものでした。。

 ちょい悪なオーナー様の嬉しいご感想

そしてオーナー様にご連絡。
すぐに見たいとおっしゃられたので、facebookに急いで投稿。
ドキドキしながら、感想待ち。暫くすると 大笑いしながらオーナー様よりお電話。気に入って頂きました。
もちろんお手元に届いてからも感想は変わらずでしたから、とにかくほっとしました。
そしてオーナー様からも、「この数か月のやり取りはとても楽しかった。また次回何かお願いするね」とおっしゃって頂け、すぐにアーティストに報告しました。
私達も喜んで頂け、楽しかったと言って頂け、幸せなお言葉でした。
オーダーメイド鞄メンズ

そして、お久しぶり、突然オーナー様ご来店

もちろん鞄を持って。
どこに行っても、いじって頂けているようです。
狙いどうり!
良かったです。
オーダーメイド鞄メンズ

本体の革はタンニンなめし革らしく、かなり深みを増した色に変化していますね。
アザラシの美しい艶はそのままです。
なんだか奉公に出した息子がご主人様と一緒に久しぶりの里帰りのような気持でした。
アザラシ 鞄メンズオーダーメイドバック横浜
アザラシオーダー鞄

AGED
シリーズ・クロコダイルで作る不良中年の宝箱?シークレットBOX

不良中年シリーズ、今回のテーマは「不良中年のシークレットBOX」

だんだんシリーズ化してきました不良中年のオーダーメイド。ちょい悪オヤジ?のオーナー様から今回はクロコダイルでリクエストを頂きました。内容は、「箱オーダーしたいんだけど。。」えっ箱?どんな箱?何用ですか??「お金入れる。。。」えっもしかしてへそくり??もしかして内緒の。。笑。。毎回楽しませてくれるちょい悪のオーナー様。今回も悪い箱が出来そうです。。今からワクワクですよ。。始まりました、不良中年シリーズ第四弾。「不良中年のシークレットBOX」??

興味津々、何を入れる箱か??

オーナー様に、「何入れるんですか?何の箱ですか?」「お金」「えっお金??もしかしてへそくり~??又面白いですね~。。」「や~内緒でためてんだよ1000万目標で」「えっ1000万??」さすがです出来るちょい悪オヤジは違います。。笑。奥様に内緒だとか。。ばれないようにだとか。。笑。だから目立たない箱作ってくれって??いやそんな訳にはいかないでしょ、メチャクチャ面白い物作らせて頂きますよ。聞いた途端ワクワク。そして在庫の革の箱の中をあさって、どうしよどれにしよ、アッこれ、エイの革、これだ!これにどうする、、テンションが一気に上がります。何をどうする、どれとどれをどう使うテンション上がったままぐるぐると回転状態です。このワクワク感が楽しいですね。このテンション上がった時にひらめいた感覚でだいたい物を作っていきます。このビビット感が大きな決め手になりますね。そしてもう4個目なので、オーナー様の好みも把握できていますので。

アーティストの選択

オーナー様からは上記のようなイメージと寸法をご指示いただきました。当店には作成をお願いするアーティストが何人かいるのですが、今回作成をお願いしたのは、彫刻家の顔を持つアーティスト・バロック。バロックはこのところめきめきと存在感を表してきたアーティスト。独特の世界観があり、形にとらわれる事もなく感性で形を作り出すアーティストです。今回の作成は迷わずバロックを選びました。

世界観の共有

オーナー様の希望や、私が抱くオーナー様のイメージや今回の作成の世界観などをアーティストに伝えアーティストの発想から感覚的な事を共有しながら少しづつ形を想像していきます。いつも基本使用する革は私が決めます。最初に直感で感じたオーナー様に似合うと思う革をセレクトします。それをアーティストに調理してもらうイメージですね。。

オーナー様の返事

オーナー様の返事は、「いいよいいよ、任せるよー遊んじゃって。。」でした。いつもこんな風にこちらの提案を気持ちよく受け入れてくれるのでこちらもワクワクです。楽しませて頂けるありがたいオーナー様です。

革のセレクト

クロコの革に組み合わせるのはエイの革。クロコにエイの革、二つの革はどちらもパンチがきいた革なので、ごちゃごちゃになりそうですが、そこはアーティストが上手く仕上げてくれると思います、パンチがきいた革だからこそおもしろい。

そして内側は白ヘビ。なぜ白ヘビかと言うと、勝手な願掛けです。。笑。ヘビはお金が溜まると言われますよね、そして白ヘビはヘビの中でも最強です。お金が溜まっていきますように、との願いと面白さを考え内側は全て白ヘビで作ります。。最強のへそくり箱。。笑。

海の宝石ガルーシャ

海の宝石と言われるエイの革、綺麗な小粒の石を敷き詰めたような表情の革、エイの背中の中央には、スターマークと言われる白い石の部分があるのが特徴です、もちろん個体によってこの出方はまちまちです、この白い部位を持ち手に使います。そして箱の角にもエイの革を使用します。エイの革は固くて普通はなかなか縫えないので、今回の作品にはちょうどいいんです。なぜかと言う金具で打ち付けていくからです。こんな使い方も面白いですね。そして一説によりますとエイの革も金運アップと言われているようですね。

白ヘビの威力

日本では白ヘビは縁起が良いと昔から言われますよね、縁起物で信仰の対象にもされてきまた白ヘビ。以前お客様から聞いた話ですが、夢の中に白ヘビが気持ち悪いほど出てきた夢を見たそうです、あまりにもすごかったので、知人にその話をしたら、きっと近いうち良い事が起こるよ、と言われたそうです。なんだろうと思っていたら、思いがけない大金が入ってきたとか。。そんな話を聞きました。そう白ヘビは良いのですよね。個人的には金閣寺の白ヘビ様に年に一度はご挨拶に入っております。。以前足がとても痛かったのですが、白ヘビ様に手を合わせた後不思議なくらい痛みが治っており、それ以来京都に行く時にご挨拶に行くようにしていますよ。。笑

そして作成がスタートしました。

材料が揃って、どう組み立てていくか整理できたようでスタートしました。さあどんなふうに仕上がっていくかな。。お楽しみに。

出来上がりました。

怪しい、悪いのが出来上がりましたよ。届いた箱から開けてみてみると、わ~。。ナニコレ。。すご~い!!その次は凄すぎて笑っちゃいました。想像道り、いやそれ以上の出来上がり。早速アーティストに素晴らしい、お見事です。っとお礼を兼ねて感想を伝えました。そしてそして、オーナー様に写真を送信。まだ実物を見て頂いている訳ではなく写真だけですが、感想は、「やっぱ怪しすぎますね~、想像以上ですよ。毎度のことながら完璧ですね。」っとお褒めの言葉を頂きました。毎回お任せ頂いて、チャレンジさせて頂け楽しませてくれるちょい悪のオーナー様には本当に感謝です。オーナー様よりこちらが楽しませて頂いています。

箱なのですが、セカンドバックの様にも使って頂きたいので、持ち手も付けています。これ持って話のネタに呑んで頂きたいですね。笑。

納品そしてジャーん!

ドキドキの納品です、オーナー様には写真でお見せしているからある程度安心しているのですが、でも実際見て頂かないと。。

そしてジャ―ん。写真を送って頂きました。第一声は「笑っちゃったよ~。」って。
「内緒にしておくために作ったんだけど飾りたくて、見せたくて。。楽しく悩んでるよ~。。」っととても気に入ってくれました。良かった!ほっとしました。嬉しかったです。自信作だったので絶対気に入って下さるだろうとは思っていましたがやっぱり手元に届くまではドキドキです。そして「又次回も考えとくね」って言って頂けました。喜んで頂いて、こちらも楽しくチャレンジさせて頂けて本当にありがたく嬉しかったです。ちょい悪のオーナー様いつもありがとう!。そして着々と1000万円溜まってますね。。ばれないように。。笑。又次回も考えといてくださいね。